2008年04月11日

世の中まだまだ捨てたものではない。

サラリーマンNEO シーズン3のオープニングは秀逸だと思うのです。
音楽もさることながら映像のクオリティの高さ、発想力のすばらしさ、過去のファミコンの名作を惜しげもなくパクる勇猛果敢さ。
いや、素晴らしいです。NHKの本気はまだまだ底が知れないと自身は思っております。

さて、何を隠そう、本日は自身にとって厄日でございまして。
久方ぶり、という訳でもないのですが、とある事情で車を運転していたのです。
すると、ふとした拍子に、若干道を間違えてしまいまして。
あわてて左折をし、別の道から回り込もうとしたのですが、なんとそこが袋小路の行き止まりでして。
しかもたちの悪いことに、傾斜60度はあろうかという急坂の最下層で立ち往生してしまったのです。
自身が運転していた軽自動車はマニュアルでして、何とかギアをバックに入れて坂をあがろうとするのですが――逆にパワーが足りなくてエンストをこく始末。
エンジンが悲鳴を上げ、車内に若干焦げ臭いにおいまで漂いまして。
いよいよ本格的にまずいと言うことに気づき、正直途方にくれておりましたところ。

その時です。

その坂の頂上付近の住民の方が、タイミングよくご帰宅なされまして。
急いでその場に向かい、事情を説明し、何とか助けていただけないかと命乞いをしたわけにございます。
すると「服を着替えてくるからしばらく車の中で待ってなさい」との返事をいただきまして。
しかし、よくよく考えたら一般家庭の方々に協力を得たところでどうなるわけでも無しということに気づき、いよいよJAFか。などと考えをめぐらせ始めていたわけです。
そこに、先ほど声をかけさせていただいた家のご主人と、その息子さんがやってこられまして。
事情を今一度説明すると、息子さんが運転席にすわり、やおらエンジンをかけて車をバックさせ始めました。
確かに普段聞かないような音が鳴り、マフラーからは白い煙が立ち込めているのですが、それでも着実に軽自動車は坂道を登りあがってきまして。
聞けば、その息子さんと親父さん、自動車の整備工をやっていらっしゃるそうで。
自身宅の軽自動車をものの見事な運転で坂道から救出すると、
「今ちょっと無茶しちゃったので、クラッチがだいぶ磨り減ってるかもしれません。寿命が短くなってる可能性があるので、後で点検をしておいてください」
と、しっかりとフォローまでいただきました。
いやもう格好よすぎですわ。拝み倒さんばかりの勢いです。
ありがとう、整備工の息子さんと親父さん。
ありがとう、二人と時間を重ねさせてくれた偶然。
ありがとう、なんかもうこの世に起こるすべての奇跡に。
いやいや、世の中まだまだ捨てたものではございません。
いつどこにこういったプチ奇跡のようなものが落っこちているかわかりません。
皆様も足元にお気をつけながら、小さな幸せを見逃さぬように。
……今度菓子折りでも持っていったほうがいいのだろうか。
posted by 雑貨売り。 at 02:20| ☔| Comment(0) | TrackBack(2) | 本当に申し訳ない。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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