2006年01月19日

相撲が面白い。

見て御覧なさい、ほら。
深夜の再放送なんて、仕切りの時間をカットしてやってくれるからモノの三十分で幕内のすべての取り組みが見えますのよ。
そんなわけにて、いま相撲が面白いのです。
栃東やら朝青龍やら琴欧州やら北勝力やら、熱戦が繰り広げられているのです。
ところで、最近の子供は相撲に関心を持たなくなったようで。
そりゃあ、野球はもとより、人気のサッカーやらバスケ、柔道剣道などなど、日本には魅力的なスポーツがそこかしこで出来る時代です。
それに比べ相撲はといえば、裸のおデブ様たちが、むさくるしく暑苦しく、やれ押し出しだのやれ上手投げだの、何秒もしない勝負でつまらん事をやっているわけです。
そんなもんだから、相撲なんてつまんないし、やりたいとも思わないし、格好悪いし、デブだし、裸だし、そんなことしてる暇があったらボールと友だちになるかゲームをやるか、私立に行くために勉強するというのがいまどきの子供なのでしょう。
だがしかし、はっきりいう。
少年達よ、相撲は面白いぞ。
仕切りからの内面の駆け引き、立会いの緊張感、ぶつかった時の一瞬の駆け引き、寄るか投げるか突くかいなすか。
力と技と、そして心の勝負があのわずか数秒という時間の中に凝縮されているのです。
嘆かわしや、いま相撲界は外国人力士達が主役となっております。
それは彼らが相撲を愛し、相撲にすべてをかけ、相撲で自分はやっていくんだという気持ちが備わってるからです。
さらにいえば、朝青龍や黒海など、彼らは柔道やレスリングで国の代表にまで選ばれたことのある人材なわけです。
それに比べ、いまの日本に、そこまでストイックに、国や家族を背負いつつ、高い身体能力を備えた相撲を愛して止まない人材はいるのでしょうか。
はっきり言って、そこまで揃っていれば、その少年は確実に野球やサッカー、柔道などに流れていくでしょう。
豊かになったことで、日本の国技が廃れてしまうのでしょうか。
別に、あなたの息子を力士に仕立て上げてくださいなどとはいいません。
ただ、そんないまだからこそ、改めて相撲の面白さを、あの一瞬の格闘技の面白さを再認識してください。
相撲に対する考え方を変え、心から相撲を楽しめる人になってください。
それが、切なる願いです。

……何を言っているのでしょうかね、自分は。
posted by 雑貨売り。 at 02:34| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | こんなのありまして。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一応反論してみる。
柔道も剣道もスポーツではなく武道だ、と。確かに柔道のスポーツ化は目を覆いたくなるものもある(柔道家の方もうしわけない)。幸か不幸か、剣道の方は頭の固いお偉いさんのせい(おかげ?)でオリンピック種目にならずにすんだという話も。
でも剣道経験者から言わせて頂くとかすった当たったで勝敗が決まったら絶対つまらない。剣道の方向性は今のままで十分だと思う今日この頃。

話はそれましたが、剣道も柔道も一瞬の勝負がある格闘技ですよ。
Posted by なっち at 2006年01月21日 00:56
では反論の反論を。
というか、訂正ですな。
柔道や、特に剣道は武道だと認識しております。
剣道が何ゆえオリンピック採用を拒んでいる理由も、所作などに込められた精神がスポーツ化によっておろそかにされ、柔道のように、勝つためだけの剣道になってしまうのを恐れるがゆえにという事を聞いた事があり、なるほどと思ったものです。
もちろん、柔道もスポーツとして、またそれと同時に精神を重んじる武道として世界に広がっている素晴らしいものであることも認識しております。
ただ、自身がいいたかったのは、スポーツに限らず、剣道や柔道と相撲を比べてみた時、果たして人々はどちらをとるであろうかということです。
同じ一瞬の勝負である格闘技であっても、相撲の楽しみ方、柔道の楽しみ方、剣道の楽しみ方はまた別だと思うのです。
特に相撲はその中において、わずか数秒から数十秒、長くてもせいぜい二分の中に様々なやり取りが凝縮されているのです。
だからといって剣道や柔道よりもいいのかといえば、そういうわけではなく、そのやり取りの面白さ、その楽しみどころを子供及び若者を中心に理解できていない人々が多いのではないかと。
それは大変にもったいないことなのではないかと。

ついでなので、外国人力士についても追記を。
なぜモンゴルや東ヨーロッパの人々は国で代表にまで選ばれた柔道やレスリングを捨ててまで日本に来て相撲をとるのか。
それは、彼らの国では柔道やレスリングだけでは食べていけないからです。
名声だけでは食べていくことも出来ないし、かといって頂点を極めでもしなければスポンサーがつく訳でもない。
国の財政も厳しく、補助金が出るわけでもなく、また設備なども整わず、そんな中ですべてを柔道やレスリングにささげるわけにも行かず。
そんな彼らが、家族を養うために、すべてを背負って国を捨てて日本にやってきているのです。
後戻りは出来ない、家族の生活はかかっている、もともとの身体能力が高い上にこれだけのストイックなモチベーションがある彼らに対し、日本の力士達はそれに匹敵するほどの情熱を相撲に持っているのだろうか。
そういう事を訴えてみたわけです。

……コメント欄なのに、他の日の日記より長くなりましたか。
こんなはずじゃなかったんだけどなぁ。
ここまで読んでくださった方々に、大変申し訳なく存じ上げると同時に感謝の意を捧げます。
Posted by 雑貨売り。 at 2006年01月22日 02:04
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