寒いぞ辛いぞ富・士・山。
雨が降ろうが霧が出ようが富・士・山。
てなわけにございまして。
えー、深夜のサイゼリアで結婚直前のカップルと、息子の結婚を認めまいと「あんたみたいな奴と息子を結婚させたら三年もしないで離婚する」と息子の彼女をいびりまくる母と、母のいびりに思わず泣き出して逃げ出そうとする彼女と、それを追う息子と、母をなだめる兄弟と、何もできない父親との修羅場やら、大道芸やら、人生二度目となるアキバ訪問(今回はガイドつき)やら。
様々に忙しく、そして貴重な体験をするハメとなってしまった今年のゴールデンウィークでございましたが、昨日から今日にかけまして正に今年のGWを締めくくるにふさわしいイベントに出かけてまいりまして。
自転車部恒例、スバルラン。
何を隠そう、自身は大学の自転車部の幽霊部員をしておりまして。
去年全然出ていなかったので、今年はそこそこに出ようと、毎年恒例のスバルランというものに参加することとなりまして。
このスバルラン、一言で言ってしまえば富士山登山にございます。
自転車で富士山の有料道路、スバルラインを料金所から五合目までレース形式でタイムを競い合うという、我が旅行重視の自転車部において唯一といってもいい体育会系のイベントでして。
昨日はみんなで河口湖まで自転車はこびつつドライブをし、天気のよい中バーベキューなどをして楽しくわいわい過ごしたのですが。
本日、山梨はものの見事に雨でした。
しかし河口湖周辺及びスバルライン入り口はさほど雨が降っておらず。
これならやってしまおうと、自転車部OB&現自転車部員総勢13人による(四人ほどサポートについて頂いたために実際走ったのは9人ですが)レースが始まりまして。
しかし、富士山は甘くはございませんでした。
いつまでも続く坂道、体温を奪う雨風、視界を永遠とさえぎる霧、いまだ道の脇に積もり残る雪。
それまで割りと軽いのりでいた自身はよもやここまでのものかと思い知らされました。
結果、ほぼ瀕死状態になりつつ自身は3位、一時間50分台で富士山五合目まで登りきりまして。
いい自転車と貸してもらったのと、以前箱根を越えた経験とでなんとかそこそこの記録を出すことができました。
しかし、何度リタイアや自転車から降りることを考えたことか……。
自身の記録の上の人々はレベルが違い、はっきり言って追い抜くことができる気がしません。
酔って来年は参加するかどうか微妙にございますが……参加することになるのでしょうかなぁ。多分。
ちなみに、今年のコンディションは過去最悪だそうで、いつもの13倍きつかったと言う方もおりました。
ちなみに、女性の方も二人参加し、登りきっております。
そこのあなたも、ママチャリではなく三万ほどのクロスバイクをご購入の上、ぜひお登りをば。
……ゴールデンウィーク、休んでねぇな。
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素晴らしい。そしてすごい。。
私は富士山で競争しようなどと考えもつきませんでしたよ。。
自転車部、尊敬いたします。。
お久しゅうございます。
お元気そうで何よりです。
自身は半分五月病になりかかっております。
Airaさんは現実に負けずにがんばってくださりませ。
……なんか、敗北宣言のようになっておりますな。
野球は九回ツーアウトからです。人生は知りませんが。まだ負けませんですハイ。