果たして、自分はこのままでいいのだろうか。
確かに、はるかな旅路を越えてこうして由紀と会えた。
それどころか、共に手をつないでデートまで行っている。
しかし、それでいいのだろうか。
イギリスを追われる様にして旅立ち、オーストラリアでカンガルーと戯れ、いかだ一つに乗り込み漂流し、衣服を失い、トランクス一丁で日本に上陸し、京都で鹿と抗争を繰り広げた後に金閣寺へと上り、鹿の攻撃でまい散る金箔に日本の美を見出した。
そんな日々が、今、自分の身を唯一覆っているトランクスの染みに滲み出てくるかのようだ。
自分は、恐らく幸せだろう。
しかし、これでいいのかだろうか。
そしてカミュは漕ぎ出した。由紀を残して。新たなる旅路へと。
トランクス一丁の姿を夕日に照らし出しながら……。
こんなことを舞台裏でやりつつ、先日までの舞台を乗り切っておりました。
いやいや、はっちゃん。色々と迷惑かけたさ。
君ならもっとできる。頑張ってくれたまえ。
そんな訳で、自身も日常の生活へと戻れたかというと、実はそうでもありませんで。
来週には早稲田祭でのパフォーマンスが控えており、今週も用事が詰まっており、なかなか休まる暇がありませんで。
いいことなのだろうか、悪いことなのだろうか。
とりあえず、しばらくはまだ文章を書ける状況にはありませんで……。
書きたい物いっぱいあるのですがねぇ。
そんなわけにて、構想だけ練りつつ。近いうちに、必ずや。
とりあえず今やることをガンバラセテイタダキマス。
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